弊社では、各種分銅、分銅関連商品のご提供を行っております。
①点検・検査の種類と必要な分銅の質量
電子はかりが常に正しく計量できているか、信頼性を向上させるためには、常日頃から点検・検査を行うことが大切です。
しかし、毎回の点検・検査を計量士や計量事業者などに依頼すると、経費がかかってしまいます。
これから本項目で説明する基本的な点検・検査は、担当者自らが行えるようにしましょう。
点検の種類
点検には3 つの種類があります。
■日常点検
ユーザー様のご担当者が行います。使用前点検とも呼ばれ、1 日に1 ~ 2 回、電子はかりを使用する前に行う点検です。
■定期点検
ユーザー様のご担当者が行います。一定の時期または使用期間を定めて行います。
■定期検査
ユーザー様の計量器管理者が行います。一定の時期または使用期間を定めて行います。
それぞれの点検に使用する分銅の質量
■日常点検
普段計量している重さ( 一番使うところの重さ) のところを確認します。
■定期点検
ひょう量( 計量できる最大値) とひょう量の1/2 の重さのところを確認します。
■定期検査
- ①ひょう量の重さ
繰り返し性( ひょう量に相当する分銅を何度か積み下ろしをしてその表示を確かめること) - ②ひょう量の1/3 の重さ
偏地誤差( はかり計量皿の四隅に加重してその表示を確かめること) - ③ひょう量の5 または6 等分した各点の重さ
直線性(0 からひょう量までを5 または6 等分した各点に加重してその表示を確認すること)
※ただし、特定計量器は外部検査を受けなければなりません。