新光電子株式会社

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⑥分銅の材質を決める

分銅の材質は次のようになりますので、使用環境や耐久性、コストなどを考慮して利用者が選びます。耐環境性や耐久性重視ならステンレス製、コスト重視ならステンレス以外となります。


円筒型分銅・円盤型分銅

ステンレス製と黄銅クロムメッキ製の2 種類があります。

ステンレス製

ステンレスはメッキなどの表面処理がないため、ぶつけたときもへこむだけで質量変化への影響が少なく安定性が高く、また耐食性にすぐれています。

黄銅クロムメッキ製

黄銅クロムメッキはぶつけたとき、メッキがはがれる可能性があり、また腐食する可能性もあります。しかし、黄銅クロムメッキはステンレスより一般的にローコストです。


枕型分銅

ステンレス製と鋳鉄製の2 種類があります。

ステンレス製

ステンレスはメッキなどの表面処理がないため、ぶつけたときもへこむだけで質量変化への影響が少なく安定性が高く、また耐食性にすぐれています。

黄銅クロムメッキ製

鋳鉄製は塗装が剥げやすく、また磁器を帯びやすいですが、一般的にローコストです。


板状分銅

ステンレス製と洋銀製 (5mg 以下はアルミ ) の 2 種類があります。

ステンレス製

ステンレスはF1 ~ M1 の等級に使用され安定性が高く、耐食性にすぐれています。

洋銀製(5mg 以下はアルミ)

洋銀製はF2 ~ M2 の等級に使用され、比較的ローコストです。


材質は、使用環境や耐久性、コストなどから決めましょう。

例として取り上げた<ひょう量6kg、目量0.1g の電子天びん>の点検・検査に使う分銅を選んできましたが、最終的に次のような選択結果になりました。

日常点検に使用する分銅

分銅の質量 等級 形状 材質と数量
1kg F2 円盤型 ステンレス製1個

※ただし、コスト重視のときは他の材質を使用することも可能です。

定期点検に使用する分銅

分銅の質量 等級 形状 材質と数量
1kg F1 円盤型 ステンレス製1個
2kg F1 円盤型 ステンレス製1個
5kg F1 円盤型 ステンレス製1個
または
1kg F1 円盤型 ステンレス製6個

※ただし、コスト重視のときは他の材質を使用することも可能です。

定期検査に使用する分銅

分銅の質量 等級 形状 材質と数量
1kg F1 円盤型 ステンレス製1個
2kg F1 円盤型 ステンレス製2個
5kg F1 円盤型 ステンレス製1個
または
1kg F1 円盤型 ステンレス製6個

※ただし、コスト重視のときは他の材質を使用することも可能です。